先日書いた、米津玄師が作詞作曲編曲をした『パプリカ』というNHKの2020応援ソングのはなしの続きです。
普段『おかあさんといっしょ』の合間に放送している1分版ではサビの一部しか流れないのですが、パパはそこだけ聴いて「この曲はそんなにグッとこない」と言っていました。
が、フルバージョンで聴くこの曲の破壊力を知っている私は「いやいやそんなこと言ってるけどフルで聴いたら多分いいねって言うからね」と思い、木曜に放送していた5分間の応援ソング特集番組の再放送を血眼になって探して録画しました。
それっぽいものを手当たり次第に録画してみたのでいつも見ていた1分バージョンもいくつか録れていましたが、それはまぁそれで良しです。
だって同じパプリカなのだから。
そしてそんな感じで頑張って録った割にはなかなかパパと観る機会がなかったのですが、今日、息子が録画のアンパンマンを観るときに、録画してあることを不意に思い出した私が大きめの声で「あ、パプリカ!」と叫んだら息子も「パプリカみる!」と、まんまとアンパンマン→パプリカモードになったので「じゃあ...みんなで観ようか?」と3人で視聴した次第です。
息子もEテレに刷り込まれて耳馴染みがあるからか、この曲は好きみたいです。
あと、パプリカっていう言葉の響きだと思う。
そして初めてパプリカフルバージョンを視聴したパパでしたが、案の定「いい曲だ...フルで聴くといいね」となっており、「そうだろう、そうだろう」と私もご満悦でした。
「いい曲だ」
「哀愁が漂う」
「懐かしい」
「小学校の夏休みを思い出す」
「ポンキッキーズで流れてそう」
「ていうかなんか泣きそう」
「オレも泣きそう」
等、思い思いの感想を述べつつ視聴していたところ突然、息子がサビの一部をテレビと一緒に歌いながら踊り出したので、元よりギリギリだった私の涙腺が崩壊しました。
なんか!
なんていうか!
幼児のダンスと歌って尊い!!!(多い)
以前先輩ママさんが「初めてみる我が子のお遊戯会は涙無くしては観られない」って言っていたのですが、確かに成長を感じますね。
泣ける...!
あんなに小さかったのに、言葉も話せなかったのにと。
「この歌も毎日見て歌詞とかダンスとか覚えてて、自分で踊れるようになったのね...」って思ったら、このダンスも尊いものに思えてきました。
あと、カタコトの子どもが歌うメロウな歌ってキュンとしませんか?
どこかで息子が『木蘭の涙』を覚えてきて歌ったら、私は嗚咽を漏らしながら号泣すると思います。
...そんな母ちゃんは怖すぎる。
そして話しながら、妊娠中って涙もろくなるっていうけど本当だなぁと思いました。
今は割と冷静なつもりで日々の出来事をブログにしたためてるんですけど、出産後に見たら感情の振り幅にビックリするんですかね。
もともと変なところで涙もろいタイプではあるのですが、出産後に検証してみたいと思います。
...感受性が豊かになるって、つわりみたいなものなのかしら。
そしてパプリカフルバージョンを聴いたパパの鼻歌が、そこからずっとパプリカのサビです。
多分この曲もキッズルームカラオケでデュエットすることになると思います。
そのときは息子が踊ってくれるといいな。
そして私は嗚咽で先が歌えなくなるんだろうな...