恋の滝のぼり 〜育児と食と脳内と〜

娘の妊娠中から現在までの育児模様と兄になった息子の成長をアラサーのナオさんが雑記もはさみつつゆる〜く綴るブログです。

せっかくなので今回の出産や陣痛を振り返ってみましたよ。

今回の陣痛や出産は前回と違ったことがたくさんあったので、せっかくだから記憶が薄れないうちに綴っておこうと思います。

今回はね、本当に短期決戦でしたよ...!

 

特にラスト15分は、ここは精神と時の部屋か? と思うくらいの濃密さでした。

あの濃密な15分がコナンくんの前半とか、授乳しながらふんわり過ぎていく15分と同じ時間だなんて信じられないですよね。

...ビックリです。(真顔)

 

あとは、『経産婦』というだけで、かなりのことの判断をこちらに任せていただける、というのが驚きでした。

ちなみに、子宮口7センチくらいまでは「行ってもいいですよ」と言われたので自分で歩いてトイレに行っていました。

管でも取れるよと言われたのですが『管で取る』とかなんだか敵が見えなくて怖すぎたので、自力で歩く方を選択しました。

一度トイレに向かう途中で陣痛がきて肝を冷やすこともありましたが、おかげさまで尿意のストレスとは無縁のお産が出来たので有り難かったです。

ちなみに娘が産まれた後で助産師さんに、「経産婦さんに歩いてトイレまで行ってもらうのって、こちらとしても賭けなんですけどね」みたいなことを言われたので、それはもちろんこちらだってゴクリ...! という感じだったのですが、歩いたお陰でお産が進んで無事に出産できたので本当に良かったなぁと思いました。

 

というエピソードをはじめ、「経産婦さんだと感覚で分かると思うので、いきみたかったら言ってくださいね!」みたいな、どこまでもこちらの判断に委ねられる感じ...新鮮でございましたよ。

ちなみに今回私は、子宮口が8センチ開いたところで「いきみたかったらいきんで良いですよ」と言われました。

「マジで!? 8センチでいいの!?」と思いつつ、母子のためにも10センチまで待ってた方が良いような気がしていきみ逃しをしていたのですが、助産師さんにナビされる力の入れ方が結局いきんでるのと変わらないのでは...? と思い「じゃあいきみます」と宣言したところ、8センチでいきむ→直後に子宮口が全開になる(!)という、まるでジェットコースターな急展開を経験してきました。

経産婦ハンパねぇ...! と思ったのを覚えています。

 

本格的に陣痛と戦ったのは正味30分でした

今回は子宮口全開から15分で娘が出てきたわけですが、その前までの流れの痛みが緩やかだったのでいざ出てくるときのいきみ等の痛みがより際立つ...という、痛みの一括払いのような有様でした。

例の子宮口8センチまでは、事あるごとに助産師さんに「お産って確かもっと痛かったはずですよね...?」と確認するくらいの余裕があり、むしろこの状態から余裕がなくなっていく過程を想像すると恐ろしい...という複雑な状況だったのですが、見事に余裕がなくなり、そこからお産も30分くらいで終了するという、こちらもボチボチな急展開でございました。

...まぁ、その前の4時間くらいが緩やかな上り坂だったので致し方なしですね。

 

そしてお産が短期決戦だったので身体の疲れや傷も軽かったためか、産んだあとは断然今回の方が楽でした。

産後は断然今回の方が楽! (2回目)

前回の方がボディーはボロボロでした。

確か産後の何日かは円座が手放せなかった気がする...

でも、後半の余裕のなさで言ったら今回の方が大変だったかなぁ...?

前回も間違いなく大変だったと思うのですが、詳細は大体忘れてるのがすごいですよね。

 

ちなみに前回の出産直後は「2人目とか考えられない...陣痛とか果てしない...」とか思っていたのに、1年くらいすると「2人目が出来たらいいなぁ...」とぼんやり考えられるようになるので、いやぁ女の人ってたくましいなぁと思いました。(他人事)

不思議ですよね。

もうすでに今回のお産の記憶も薄れつつあるので、それも不思議ですよね。

(※ 個人差があります。)

 

出産後は、テスト明けのような爽やかさでした

もしかしたら陣痛が怖すぎて落ち着かない妊婦さんもいらっしゃるかもしれませんが、私は、紙で指を切ったときは心臓の鼓動に合わせてジンジンするのが痛すぎて見るのも怖いので必ず絆創膏で隠すことにしている...というへっぴり腰なのですが、いざと産まなきゃ終わらないとなったら肝が座ってちゃんと産めるっぽいので、『案ずるより産むが易し』というのは上手いこと言ってるなぁと思いましたよ。

あと、陣痛には波があるので、意外と休む時間があるのに驚くかもしれません。

そして赤ちゃんが出てきたあとはテスト明けのような爽快感があるので、未体験の妊婦さんにはぜひあの爽快感を満喫していただきたいです。

 

それにしても今回つらつらと私の思い出を語らせていただきましたが、周りの先輩方にお産の思い出を聞いてみると出産の数だけ武勇伝やエピソードがあるんだなぁ...と実感するので、色々なママさんたちに武勇伝を聞いてみたいなぁと思っています。

 

それでは、本気で全ての妊婦さんの安産を願いつつ終わります。(真顔)