先日ちょろっと色鉛筆のはなしをしたらパトスがほとばしったので、思い切って語ります。
ほんとね...好きなんです。(真顔)
まず我が家には、私が独身のときに大人の塗り絵にハマり、勢いで購入したやりすぎの色鉛筆が2種類あります。
その名も、ファーバーカステル社の『アルブレヒト・デューラー水彩色鉛筆 120色』と、ステッドラー社の『カラト アクェレル 60色』です。
水のついた筆でなぞると芯が溶け、水彩絵の具のように使えるというゴキゲンな逸品です。
ヒュー!
マブいよー!
水彩色鉛筆が好きで文具店で見ると色々欲しくなるのですが、とりあえず『この2つを持っていると大体の物欲が失せる』というすごい効果を発揮しています。
ちなみに色鉛筆単品で買うと、アルブレヒト・デューラーは一本300円。
カラト アクェレルはそれよりも100円お安い一本200円です。
...いや、分かってます。
どちらもべらぼうに高額です。
私はセットで買ったので多少オフになりましたけど、それでも高額でした。
確かカラトは1万円くらい、アルブレヒト・デューラーは2万5000円強でした...って言っていてアレですけど、今はノリでは絶対買えないですね。
独身の社会人だから出来た贅沢でした。
だけど、心は満たされた。
後悔はしていない。(真顔)
カラトアクェレルは塗り絵の万能選手
ちなみに、先日アイコンを塗るのにちょいちょいっと使ったのはカラトアクェレルなのですが、そんな感じで「ちょっと塗り絵でもするか〜」というメンタルで使うのはカラト、「この塗り絵はステキだから出来るだけキレイに仕上げたい」と気合いを入れて使うのはアルブレヒト・デューラーというように、なんとなーくで使い分けられています。
どちらも使っていて個人的に思うのは、色の揃い方がカラトの方が使いやすいなぁということ。
特に人物画を塗るときはこちらの方が使いやすい色がたくさんあるなと感じます。
肌に塗る色も、オークル系とベージュ系どちらも揃っているのもポイントが高い。
なんのポイントだ! と自分でも思いましたけど、真顔になった私は止められない。
ディズニーのプリンセス塗り絵とかに手を出したときは迷わずこちらをチョイスしたいです。(真顔)
圧倒的な塗りやすさや発色の美しさ、アルブレヒト・デューラー。
出来心で同じ塗り絵をアルブレヒトとカラトで塗り比べてみたことがあるのですが全然違います。
色鉛筆だから多少のムラ? というかザリザリした色鉛筆感って仕方ないと思うのですが、アルブレヒトはムラなく、とても綺麗に色が乗るんです。
分かりやすくいうと水彩絵の具で塗ったみたいな印象。
のっぺりではなく、もちろん多少の味もありつつ色が均一に乗っているような感じ。
塗り比べないと分からないくらいカラトだってキレイに仕上がるのに、やはりそこで100円の違いを感じました。
ハンパない繊細さ!
さすがアーティスト向けの商品だなぁと、改めてすごいものを買ったんだなぁゴクリ...となりました。
やはりこれは、『上手に塗って飾りたい風景画』とかの塗り絵とかに使いたい逸品。
というか、生業にしている人が使っても遜色ないものを思いっきり趣味に使っているというのが贅沢ですね。
あのときパァンとなって購入した自分に金一封です。
ありがたや〜!
これからも大事に使おうと思います。
いやー語った語った、自己満足。
やっぱり趣味を語ると真顔になるな〜。
デトックスしました。
それにしても独身時代にハマって購入した品々をみると、『生きていくためには直接関係ないけどあると生活が潤うもの』というのが結構あります。
飛び出す絵本とかペンとかシールとかレターセットとか可愛い封筒とか...って、欲しいものを書き出してみたらまるで小学校低学年の女児である。
文房具系は全て宝物入れにしまってあるのですが、たまに眺めてホクホクしています。
娘が大きくなって文房具に目覚めたりしたら分けてあげたりするの、楽しみだなー。
それにしても『独身女性の財力でブランドバッグや貴金属じゃなくて文房具を買う』っていうのが何とも私らしいなぁ...とぼんやり思ったナオさんでした。
2万円超えの色鉛筆、後悔はしていない。(真顔)