息子がEテレを見始めてからよく思うのですが、子ども番組に出てくる歌って良い歌が多いですよね。
今となってはそれぞれの番組に推し曲を持つまでになりましたが、最近フルで聴く度にウルッとくるのが『みいつけた！』の『カゲのオバケ』という曲です。
コッシーの声がサバンナの高橋さんと聞いて、見始めのころはコッシーを見る度にご本人の高橋さんの顔が浮かんでいたのですが、最近はどちらかと言うとコッシーの方が身近になってしまい、高橋さんが下痢の薬のCMに出ているのを見たりすると何となくコッシーを思い出したり、ヒルナンデスでワイプに映る高橋さんを見るとコッシーを思い出したりと、「これがEテレの力か...」と思いつつその力に抗えないような状態です。
強力ですね、子育ての友は。
そしてそんな高橋さんが歌っているのが『カゲのオバケ』という曲です。
女の子の影の目線の歌で、ちょっとあやしい感じの曲調なんですけど、歌詞をちゃんと見ながら聴くとなんか切ない気持ちになる良い歌なんですよ...。
『大きくなって君が僕の存在を忘れてしまっても、僕は１番近くにいる友達だよ』みたいな感じの、直接涙腺に語りかけるタイプのやつです。
幼児番組って、大人になると当たり前になってしまうことにスポットを当てて歌にしたりするので、たまに純粋にハッとします。
この曲もそうで、「そういえば小さいときは影踏みとかでよく遊んだけど、すっかり君の存在を忘れていたね...」と思ったら、やっぱり涙が出ていました。
やっぱりかよ！って自分でも思いました。
妊婦の涙腺はゆるっゆるです。
最初に聴いたときはそんなにグッとこなかったのですが、何回目かの放送でCメロ的なところを聴いたらそこからすっかり好きになってしまいました。
健気な影、マジで涙腺クラッシャーです。
