恋の滝のぼり 〜育児と食と脳内と〜

娘の妊娠中から現在までの育児模様と兄になった息子の成長をアラサーのナオさんが雑記もはさみつつゆる〜く綴るブログです。

2歳児に決めポーズを強要されることの気恥ずかしさ 〜ルパンレンジャーvsパトレンジャー編〜

そんな感じで衝撃の戦隊ヒーローデビューから一夜明け、今日も2歳児は通常運転でした。

 

ちょっと忘れてるかな?と思ったりもしたのですが、息子の中でルパンレンジャーとパトレンジャーのかっこよさはご健在なようです。

 

ステッカーを眺めるだけでは飽き足らず、ストレッチマンの決めポーズを取り入れた独自のかっこいい動きを見せつけ「カッコイイ〜」の声援待ちをする始末です。

そんなの幼児だから出来ることだからね。

覚えておくといい、ボウヤ。

ともかく、今はかっこいいという言葉に敏感なようです。

 

ちなみにキャラクターがずらっと並んだステッカーをみて「誰が好きなの?」と聞いてみました。

最初は「ぜんぶすきよ」とよくできた子役の子みたいなことを言っていたのですが、話を聞いているとパトレンジャー側のレッドが好きなようです。

オマエそこはルパンエックスじゃないのかよ!と思ったのですが、ルパンエックスはもう聖也くんだと思っているようで聖域はいっそ不可侵なのだと思います。

じゃあせめてルパン側のレッドじゃないのかよ!とも思ったのですが、もしかしたらルパンととっつぁん(銭形警部)のような、ベジータカカロットのような、聖也くんとはそんなソウルメイト的な関係になりたいのかもしれません。

 

(※ この時点では私は、聖也くんがパトレンエックスも兼任していることを知りません...!)

 

そうか...お前は好きなギタリストがいたら憧れてギターを始めるのではなく、そのギタリストとバンドを組むためにベースを始める側の人間か...

そういう心意気、母さん嫌いじゃないぜ。

...ってここまで話を膨らませておいてアレですけど、本当は多分パトレン側の額に付いているエンブレムみたいのがかっこいいとかそんなことだろうと思います。

 

そして自分がパトレン1号(レッド)だとすると、パパや私は何て言われるのかしらと思っていたら、案の定パパはパトレン2号(グリーン)で、私はパトレン3号(ピンク)でした。

みんなパトレン側で固めてきた...!

 

そして恐ろしいことに、自分を「ぱとれん いちごう!」と名乗ってからなんかかっこいい決めポーズをして、私たちから「カッコイイ〜」と黄色い声援を浴びるじゃないですか。

すると「パパも」とか「ママも」といってかっこいい決めポーズを強要してくるんですよ...!

早速2号がアドリブで『め組のひと』の「めッ!」みたいなポーズをしながら「2号!」と名乗り、あまりの昭和感にゴクリ...!という感じで顛末を見守っていたのですが、幼児チェックはパスしたようで「かっこいいね〜!」と言われてました。

平成生まれには逆に新しいのかもしれません。

ならば私も...と、セーラームーンをふんわりインスパイアした超絶昭和感溢れるポーズで「3号!」と名乗ってみたら、満足げに「かわいいね〜」と言われました。

 

...分かった。

キュピーン!ってポーズが決まってれば何でもいいんだコレ。

その後、この地獄のようなやり取りは5ターンくらい続くのですが、ポーズをしていればOKというユルいリーダーのおかげで我が家は無事にパトレンジャーを名乗れそうです。

男の子同士では『かっこいいポーズを見せ合う』という謎の遊びがあると聞いたことがありますが、こういうことか...!と妙に納得した母でした。

 

私がもしそういう遊びに参加することになったら、ぜひとも2号の「めッ!」でエントリーしてみたいと思います。